協和キリンの就活
協和発酵キリン
ES提出 → 説明会 → GD(東京) → お祈り(通過してたらあと2回面接だったと思う)
体育会系の雰囲気でした。素晴らしい会社だと思うけれど、雰囲気が自分に合わず、全然受け入れられてない感じがしました。説明会でもちょっとしたGDさせて、代表者に発表させるというイベント(選考)がありました。
その後に確か、3日連続で東京での面接に呼びつけるという選考手順でした。地方の人は大変そうです。確率的にはほとんどの人が落ちるので1日目のGDで帰宅しておけばよいです。帰宅中にお祈りメールをくださったので、不採用者を放置しない点でこの会社は好印象になりました(当然のことなんですが。。)
GDの内容は地域開発計画を立てる行政プランのような、資料を読みながら進めるディスカッションのようなもので、はぁ?な感じでした。
日本の会社の中では、(海外ベンチャーの買収に頼らず)自社でバイオ技術を持っているほうです。メガファーマの体力はもちろんないですが、専門に特化したスペシャリティファーマとして上手くやっている会社だと思います。ポテリジオ(モガリムズマブ)は抗体医薬で、ケモカインレセプターCCR4を標的とします。日本で患者の多いATL(成人T細胞白血病)の治療薬として認可されています。
ATLは世界的には患者数が少ないのですが、最近のがん免疫療法関連で特によくある開発パターンと同様に、分子標的薬の組み合わせで薬の効果を高めようor適応症を増やそう(=患者数を増やそう)、というのは目指しているようです。CCR4は免疫調節に関わる分子(とくに制御性T細胞)であるので、ポテリジオとオプジーボ(抗PD-1抗体)を併せてがん治療に使うという開発戦略が2015年に発表されています(ブリストルマイヤーズとの共同)。これが上手く行けばかなりインパクトがありますね。