EPSホールディングス
EPSホールディングス(4282)の株主通信&配当のお知らせが届きました―。
100株+αで持っていたので半期で1400円の配当金が得られました。
この会社の株は、権利確定日後、株価上昇中にほとんど売ったので1万円くらいのキャピタルゲインもありました。
比較的安心感がある会社で、1株1250~1500円くらいで推移しているので、医薬品関連会社の中では手を出しやすい銘柄だと思います。
といっても、私は一時20万円近く(私にとっては大金)を投入していたので、ビクビクしていましたが。。
CROの会社というイメージがありますが、SMOやCSOも売上高では4割くらいを占めるようです。ただ、営業利益ではやはりCRO事業の比率が高く、8割近くあります。売上高・営業利益とも順調に最高値を更新続けており、2017年もさらに拡大させる予定だそうです。2016年は医薬品卸のスズケンと共同で、中国での事業を拡大することでニュースになっていました。
このように海外事業を拡大させる計画はあるようですが、少なくとも国内では既にシミックとともに大手の(内資の)CROと認められており、医療機関での信頼もあるようなので、当分は投資対象としても安全かなと思っています。
EPSのような受託会社であれば、一気に業績が悪化して袋小路なんてことはないと予想します。製薬メーカーの新薬創出事業がハイリスクハイリターンなのとは対照的かと個人的には思います。また、業界でのアウトソーシング需要は今も拡大傾向なので、暴落リスクも少ないんじゃないかと私は思います。
全体的に会社として好調だと思っていますが、株価に着目すると、この銘柄は業績発表の直後に株価急落がしばしばあります。素人目からすれば、好決算を発表しているのに不思議だったのですが、株主が予想していたいわゆる「市場予想」と実際が乖離していたら、それに応じて株価が上下するようです。その上下の幅が結構激しく、私のような素人にはその点で取り扱いが難しいと感じました。
まとめ:
・株価の上下が割と激しい。
・しかし事業は堅実な内容なので、乱高下の中でも底値はみえやすいと思う。
・ただ、配当利回りが高くない(1%ちょっと)のはネック。