海外出張で出費を減らすメモ

(ケチな)研究者が海外出張するとき如何に節約すべきかを考える、初心者向け記事です。


基本的なこと
海外出張では交通費と滞在費のために相当な額が必要になります。繁忙期の欧米であれば往復航空券20-30万円、宿泊費は日本の1.5-2倍程度割高とみていいでしょう。大抵の場合、学会発表するのであれば経費の支給はありますが不十分であることが多く、意識して節約しなければ自費を投入しなければならない羽目になります。

自費投入時の負担を抑えることを想定しますが、所属組織の予算から渡航費・滞在費を捻出してもらう場合も共通する内容だと思います(その場合はルールに違反しないように気を付けましょう)。


交通費

少なくとも数パーセント相当ポイントバックは得られる。

所属機関のルール次第ですが、自分でANAかJALのサイトで往復便を予約・クレジットカード支払いを行い、支払い明細と搭乗の証明となるもの(半券)を提出すれば、後日口座に返還されるという手続きが一般的だと思います。このとき、クレジットカード会社からのポイントと航空会社からのポイント(マイル)は貯まるでしょう。

使用するクレジットカードとしては、誕生月にお得なことで有名なライフカードを用いたら2.5%のポイントバックなので、20万円の航空券を買えば5000円ほど得すると言えます。リクルートカードは通常で1.2%分のポイントバックがあるので、年会費無料のクレジットカードの中では優れていると言われています。ただし「リクルートポイント」は他のポイントと比べて使用方法が限られているため注意が必要です。

航空会社利用によって得られる「マイル」は、学生とか頻繁に海外に行くわけでもない人は汎用性の高いポイント(Suicaとかナナコのポイント)に早く交換する方がいいと思います。年に何度も海外出張する人たちはマイルを貯めて「たまにビジネスクラスを利用」することでお得感を得るようですが、そもそもビジネスクラスが高すぎるだけですし、マイルの期限が3年しかないので貯めるチャンスはそんなにないと思います。得られるマイルは航空券の代金に依りますが数%程相当であり、欧米へ出張したら数千円程度分にはなるでしょう。


宿泊費

とにかく安宿に泊まることが宿泊費を浮かせるのに必須。支払方法により数パーセントの割引も可能。

宿泊費については「都市ごと」に規定があるはずで、例えばロンドンであれば「甲地方」に該当するから1泊につき16000円支給、という具合です。贅沢しなければ大幅な予算オーバーはしないと思いますが、大抵の場合は都合よく学会会場近くに安宿があったりはしないです。なので節約するために数駅離れた場所に泊まるとか、多少の不便が伴う場合が多いです。安いホテルを探すときのお勧めは、Booking.comです。時間のある方は、Expediaなどの他サイトと比較してもよいかもしれません。

治安の悪い国でない限り、わざわざ高いホテルに泊まる意味はありません。WiFi環境や、個室にシャワーが付いていたら十分過ぎるでしょう。タクシーなど使わずにアクセスできる場所が好ましいです。手間はかかりますが、ブログなどを持っていたら自己アフィリエイトによる割引が得られる場合もあります。Booking.comならアフィリエイトで得られるのが3.4% (2017,1,30現在)なので、例えば3万円の宿泊費に対して約1000円は返金されると考えることもできます。宿泊費は旅行代理店を通せば安くなることも一部ありますが、時間の無駄が多い割に不便でやりとりが面倒だと私は思います。

両替

銀行・空港で両替は損、得なのはFX、国によっては現地カード払いに徹するのも良いかも
一番のおすすめはFXを利用すること。銀行や空港で両替すると、それだけで2-3%の損になるので極力控えるべきです。

FXはギャンブルのイメージがありますし、実際FX業者もギャンブルとしてFXにのめり込んで多額の手数料を会社に落としてほしいと思っているはずですが、FX=Foreign Exchange(外国為替証拠金取引)ですから、それこそ利用料金が安ければ利用する価値大です。ネット証券などでもありがちですが、円と外貨の交換は手軽にできても、実際の現物紙幣として外貨を「引き落とす」のが手続き的に難しかったりしますので注意は必要です。

比較的簡単で得なのがマネーパートナーズだと思われます。この会社はFX業者でもありますが、海外旅行時の外貨交換のレートの良さも謳っています。