研究者と結婚その5(女医編)

大抵が高偏差値の高学歴で、社会人としてのキャリアスタートが遅い点で研究者と医師には共通点があります。そのため、女医の婚活戦略には研究者にとって参考になるところがあるかもしれません。

joy.netという女性医師向けサイトの「フリーランス女医が教える 女医の婚活戦略 」という記事が興味深かったので紹介したいと思います(https://www.joystyle.net/articles/354)。


女医の婚活戦略の特徴

フリーランス女医である筒井冨美氏によると、なんでも女医のキャリアは、I期:医学生時代(18-24才)、II期:研修医時代(25-29才)、III a期:専門医時代(30-34才)、IIIb期:独立時代(35-39才)、IV期:不惑時代(40-才)に分けられ、I期からIV期になるにつれ恋愛予後が悪くなるそうです。

 それゆえ、以下のように「トリアージ」が必要と述べられています。

女医の限られた時間リソースはA群男性のみに集中的に投入し、B群は速やかにA/Cを判定し、C群からは撤退というトリアージを実行すべきである


(引用:フリーランス女医が教える 女医の婚活戦略


 
なるほど。期待値の低い男性に限られた資源を投入するな、ということですね。

病期のステージとかトリアージなど生死に関わる用語を婚活に当てはめる時点で結構ドン引きしましたけど、筒井先生の文章は理屈っぽくて読みやすいです。話題が婚活なのにまるで科学雑誌のようです。


女医1/3の法則とその対策

あまり知られていないかもしれませんが、医師という職業では男女間のモテ格差が非常に大きく、男性医師の生涯未婚率が数パーセントなのに、女性医師だと生涯未婚率が35%を超えるようです(就業構造基本調査(総務省)2012年)。

さらに、結婚した場合の離婚率が約50%なので、ざっくり下記のように3等分できて、これが有名な「女医1/3の法則」です。(重要なのでこれは覚えておきましょう。)

 1/3 幸せな結婚
 1/3 結婚後、離婚
 1/3 生涯独身
 (計:100%)

女性医師が男性医師と結婚するのは、病院に若いライバルが多すぎてなかなか難しいらしいです。看護師、事務職員、その他コメディカルは女性が圧倒的に多いので、確かに競争率が高そうですね。
そこでフリーランス女医の筒井先生は、最終的な女医の婚活戦略として次のように述べるのです。

しかしながら、理系分野全般に視野を広げてみれば、まだまだ「男性数>女性数」でもあり、「リケジョ」としての希少性を発揮できる。

病院内の婚活に限界を感じる女医に向けて、非病院関係者との婚活に向けてのアドバイスを示し、中でもSTEMと総称される理系男性とのマッチングを推奨する(「STEM」=Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学))

「病院と自宅の往復だけでヘトヘト」という女医は、大学院進学も検討すべきである。清貧生活を余儀なくされて一般女性に敬遠されがちな、博士課程~ポスドク研究者と出会うチャンスとなる

(引用:女医の婚活戦略 第3回
 

なるほど、大学院の男性理系研究者は、医師との結婚を諦めた女医の標的になり得るらしいです。女医さんにとって彼らは、「清貧生活を余儀なくされて一般女性に敬遠されがち」だから、相対的にマッチングしやすいんですね。(上から目線ですね!)

また、病院勤務医よりも自由な時間が取れるので、婚活する時間や心のゆとりが増える。たとえ、出会いはなくても、少なくとも博士号はゲットできる。

 

なるほど。(腹黒いですね!)


というわけなので、大学院の研究者の皆さまは気を付けてください。